ランス10感想 ランスシリーズ

「男の子人気投票」結果に軽く触れる <30位~11位編>

  
  

投稿日:2018年6月21日





公式人気投票結果に触れつつ長文語りする謎企画、男性キャラ編。
今回は「30位~11位」までを対象にした。

※ガチガチでゴリゴリのネタバレ注意


 
 
 
 
 
 
 
51位から順番に、一人ずつ触れていきながら讃えていく本企画。
順位はアリスブログで発表されたものだ。

第二部・食券などなど、マジでネタバレに触れまくっている記事だと思う。
未プレイ未クリアの方は、本当にご注意を。







30位

ジーク


ああぁぁあぁぁあぁぁ2位だあぁぁぁあぁぁあ!!
悲しい事件だったけれどワンチャン残ったと思っている。きっとある。何かある。頑張れオーロラ。
ご本人の出番は10自体にはなかったので、このアイコンは6の立ち絵……かな?
ジークの人となりや活躍については、贔屓しまくるオーロラはさておき、レイの口からも語られたのが興味深かった。そして感動の出会い編についても丁寧に描かれるという神対応。ユキちゃんを崇めよ。
追加枠については公式の中の人も惜しかったと思ってくれているようだし、わりとマジでチャンスはあると信じている。もし今回駄目だったとしても、いつか鬼畜王リメイクや06が発表されるに違いないから、きっと大丈夫だよ。儂は010をクリアするまで死なんぞ。







29位

バード


バード、まさかのジーク抜き!
というか、ジークどころかバレスやブリティシュさえ超えている。これってわりと凄いことなのでは?
実質隠しキャラでもあり、コーラ以上にどう贔屓目に見てもユーザーから好かれる立場ではなかったバード。
昔からのファンが応援し続けたのか、「予想外の役柄」としての評価から投票されたのか……理由は定かではないけれど、結果は間違いなく出ている。おめでとう、バード。よく頑張ったと思う!
以前もどこかで語ったが、個人的にはバードのことは意外と嫌いにもなりきれない。憎しみを貫いて一矢報いた様は、腹立たしいけれど「見事」だとも感じた。ケイブリスにもアリオスにも、他の誰にもできないことを、バードだけはやってのけたのだから。
とはいえ、こんな視点で冷静にバードの言動を振り返ることができるのも、最後にハッピーエンドがあったからこそだ。第一部強制バードエンドでランス10終了、ランス10-2に続く……なんてことにならなくて、ガチのマジで本当に良かったと安心している。ありがとう。ありがとうアリスソフト。







28位

独眼流政宗


黒部を抜いて、妖怪ナンバーワンの座は政宗がゲットだぜ!
JAPAN勢は設定と尺に泣かされたが、政宗は妖怪の代表かつJAPANの主戦力の代表として、出番には比較的恵まれていた。
JAPANルートや内紛イベントはもちろんだが、砦ルート等で人類滅亡率がジリ貧な際に発生した「JAPAN勢の最期」めいたシーンも、五十六共々悲壮感がありつつも凛々しく格好いい姿が見られた。
しかしユニットとしては入手難易度・使い勝手共にやや厳しい……というか、考えてみたら政宗カードをまともに使ったことがないかもしれない。せめて攻撃スキルがAP累積でなければ……。
各嫁食券では全力イケメンしていたが、政宗自身の食券ではランスとのちょっと認め合ったような関係が描かれたりと、意外な姿も面白かった。ランスが格好いい内容なので、政宗食券はオススメのひとつだ。







25位

篠田源五郎


サッカー大好き天才軍師、篠田が25位だ!
非戦士のサブ枠としてはかなり凄い結果と言っていいのではないか?
しかし出番は本編・食券共に何気に多い。自由都市自動解放イベントに至っては篠田が主人公ってレベルだ。あのシーンで篠田ファンになったユーザーいっぱいおるやろ? 俺もやで。
ギャグキャラか食いしん坊キャラ(偏見)みたいなナリをして、実は頭がメチャクチャ切れる篠田は普通に格好いいキャラクターだった。これでイケメンデザインだったら鼻に付いただろうし、このユルいビジュアルで良い具合にバランスが保たれている気がする。
あのランスですら、出会って間もないのにそれなりに認めているというのがまた凄い。ランスはあれで、話が巧くて頭の良い人間はイケメン以外なら男でもそれなりに信頼するところがあるのが面白い。篠田だったりエクスだったりチョチョマンだったりと意外と仲の良いランスは、昔より懐が深くなって大人に成長したことを感じさせる。







25位

戯骸


戯骸の出番は第二部だけ、だったっけ?
第一部でもどこかで登場する機会はあっただろうか。うーん、ちょっと思い出せない。
第二部では早々に登場した戯骸は、今後のストーリー展開にワクワク感を持たせてくれる良い立ち位置をしていた。ランスへの感情はもちろん、早雲や蘭との繋がりといい、過去作からの設定や伏線を巧く昇華させて見せ場に繋げていた。
戯骸はあくまでも魔人の使徒であって、人間の生き死ににそこまで興味も執着もない男だが、明確な悪ではなかった。戦国での蘭とのやりとりも、冷たく割り切る中にもある程度の情を持ってくれていたようにも見えていた。
結果的に蘭は死に、代わりに生きた戯骸が早雲の結末を見届けることになったのは、ある意味で運命的だ。早雲も蘭も、戯骸本人も特に望んでいたわけではないだろうけれど、良い話だったと思う。改めて歩み出した早雲たちを黙って見送ったような形になった戯骸の姿は、なんとなくハードボイルドな感じもして格好いい。出番が多いとは言えなかったが、魅力的なキャラクターだった。







25位

ガンジー


今回のガンジーは、“王”であるのはもちろんだけれど、“父”としての描写が丁寧だったように思う。
私がガンジーの人となりを初めて知ったのはランス6だったのだけれど、当時から今までずっと、ガンジーは魅力的なキャラクターだと思いつつも、「マジックにもうちょっと気を遣ってあげてほしい」みたいな感想を個人的には抱いていた。
ガンジーは彼自身の目的があり、信念があって、そのために常に行動している。結果としてマジックとは物理的な距離を置くことも多かったけれど、それは自分のためだけではなく、マジックの成長を願って期待してのスパルタかつ不器用な育成方針でもあったのかな……と、今では思うようになった。

ガンジーの食券、「ゼス自動開放」での王座を渡すシーン、または「ゼス魔人討伐2」での置き去りにされたマジックの描写からは、そんなものを感じさせた。決して巧くはなかったし、マジックも辛かったり苦しかったり散々色々あったけれど、全てはガンジーがマジックを評価して愛していたからこそなんだろう。ひとつの不器用な父娘の物語として、纏まっていたと感じた。

……そして、問題は食券三枚目だ。いや面白かったけど、超笑ったけど、ひっくり返ったけど、真面目に考えたら色々と台無しじゃない!?
色々なものをぶち壊してるよな!?
IFってことでまぁ(笑)で良いのかもしれないけど、しかしガンジー三枚目でコレってのはガンジーもマジックもアレックスも(中略)千鶴子もかわいそうじゃない!? 千鶴子に至っては本人の食券でも引きずってるよ!?
ハァ~、もう無茶苦茶だよ。笑ったけど、無茶苦茶だよ!







23位

ロードリング


まさかの01&03登場で成長を描かれてきたみーくん。これはランス10で大活躍アリますよ……と読んでいた俺だが、見事に外れた。爆死した。
まぁポジション的にはサブ枠だし、シリアスよりはコメディ寄りのキャラクターなので、当然といえば当然だった。でも「ロードリングが女神ALICEに対面ハッピーエンド(がめおべあ)」とか「法王目指して、ゆけゆけみーくんエンド(がめおべあ)」とかワンチャンあったと思うんだ……けど、ロードリングに割く尺があるならばヒロインのイベントやエンドを充実させるべきでFA。
本編での出番や活躍はさておき、ユニットとしてのロードリングは今回メチャクチャ使えるキャラのひとりだった。
自由都市の豊富な人材を抱えて、4種の自カードを引っ提げて上級ヒーリングをしまくるロードリングは、低周回の序盤はもちろん、周回し慣れてCPも増えた今でもチョコチョコ役立ってくれている。
同じ上級ヒーリング要因としてはカフェも私はよく使うのだが、陣営の力かカード枚数の差か、回復量はロードリングの方が上回ることも多い。極たまにミカンレベリングがしたい時など、世話になるユニットだ。







23位

コルドバ


生存フラグが異様なくらい難しいコルドバ、23位!
散々イジってしまっているし、今後も触れざるを得ないけれど、コルドバ自身のキャラクターは本当に魅力的だしユニットとしてもメチャクチャ強い。そして肝心の死亡イベントすら、痺れるくらいに格好いい。
だが……だがせめて、アレックスくらいの生存難易度で勘弁してほしかったというのが本音だ! よっぽど狙わない限り、まず無理なんですよ! 1.02アップデートで死亡後のガードイベントは無くなったらしいけれど、そもそもコルドバ生存率を上げてくれてもよかったんだぜ!
……と、嘆いてはみたけれど、難易度が高いからこそのガード最強性能だと思えば、納得もできる。コルドバ生存縛りプレイも、面倒くさくはあっても難しすぎるわけでもなく、達成できた時に嬉しかったし楽しかった。
そしてコルドバの食券イベントが、また面白い。華の無い内容ではあるが、意外なキャラクター同士の横の繋がりが見えたりするのが珍しくて興味深い内容だった。好きな食券のひとつだ。







22位

健太郎


格好いい魔人、健太郎君が22位だ! ゾロ目でちょっと縁起がいいね、やったね美樹ちゃん!
ランス10での健太郎は、良いシーンも多かったけれど、物語の都合に流された故の「惜しさ」もあったように思う。

Bルートで日光さん共々フツーに魔王美樹ちゃん側になったのは、えーマジかよーとも思ったが、まぁ命令権がある以上は仕方がないと納得できる。
寝取られ美樹ちゃんに新聞屋さんで対応しているのは、えーマジかよーとも思ったが、美樹ちゃんの気持ち関係なしに彼女を守ろうと誓う姿はある意味で格好よくもあった。
魔王探索しない場合ケイブリス相手にボロボロに負けて、美樹ちゃんを守り切れなかったのも仕方がなかった。
しかし……マエリータ隊相手に美樹ちゃん攫われちゃうのは、逆の意味のご都合主義が強すぎて、時間が経てば経つほど「……あのシーン、やっぱり無理がなかった?」って思えてきちゃうのが本音だ!
展開のために無能寄りに描写されたような結果になった健太郎は、正直ちょっとかわいそうだったと今では思う。

だが、良いシーンもあったのは間違いない。恋人美樹ルートやボロボロのクリアCはもちろん、クリアAエピローグで「やらなきゃ後悔する」と腹を括った彼は、やっぱり格好良かった。魔王としての衝動に飲まれかけた美樹を、その度に救おうとして何度も声をかけて、説得し続けていた健太郎はすごい奴だ。
日光さんが願っていた通り、きっと美樹ちゃんと健太郎は、最後には笑顔で元の世界に戻れたのだろう。それだけでも、良かった。達者に暮らせよ。幸せになれよ。







21位

ヒューバート


本作のヒューバートは、ヘルマン総司令官という立場故に、本編シナリオや戦場に表立って出られない点がやはり足枷になっていた部分はあったと思う。
ランス9でサブ主人公の一人としてガッツリ描かれて成長して、さぁその成果を見せつけてやろうっていう場で“留守番しがち”というのは、ポジション的に仕方がないけれどやっぱり残念だった……。
せめてユニットが使いやすいタイプならば印象は異なったとも思うのだが、第一部のAP回復率であのAP消費は正直キツい。せめて防御力じゃなくて攻撃力バフならとも言いたいが、基本はガードだからやっぱ仕方ないだろうしなぁ。うーん、難しい。
とはいえ、華やかな出番こそ無かったけれど、性格的にも人間関係的にも、ヒューバート自身もその周囲も相変わらず良い奴で魅力的なキャラクターだった。立ち絵も、鎧が9から一気に豪華になったからか、若くも大物感もあって格好良い。そんな大人っぽくなったヒューバートが、ランスを前にするとすぐにキレ顔でツッコミ係になるのが相変わらず楽しかった。







20位

ケッセルリンク


男部門&女部門共に入賞したのはケッセルリンクくらいだろうか……と思ったけど、そういえばエールも居たか。
単純な順位だけを見ると女ケッセルよりも男ケッセルの方が高いけれど、女性人気投票が激戦区すぎて異常ってだけな気がする。
男性ケッセルリンクは敵ユニットとしての出番しか無かったが、キャラは本編シナリオで十分に立っていた。男性版と女性版、どちらか一人を選べと言われれば個人的には女性版だけれど、男ケッセルリンクカードも「なんでもあり」あたりで入手可能でも良かったかもしれない。
男ケッセルリンク関連のシナリオでいうと、私はヘルマン魔人討伐2のペルエレルートが好きだ。ペルエレとシーラに関する描写も良いし、ケッセルリンクを「頭がおかしい」と冷めた目で見るペルエレも、そんなペルエレにあえて好き放題させているケッセルリンクの懐の広さも興味深い。ペルエレ離反ルートはまだ見たことがないので、そのうちテキスト回収しに行きたいものだ。







18位

バーナード


6をプレイしていた時は、まさかバーナードのことをこんなに気に入る日が来るなんて、想像もしていなかった。
しかも最終作人気投票で18位!? 男性部門限定でハードルは低めとはいえ、順位だけだとリアや謙信よりも高いなんてンナ・アホ・ナ。
だが今回……正確にはランクエ以降のバーナードは確かに面白かったしおいしかった。03での謎参戦まで見事な伏線(?)として消化して(?)、参戦台詞から???マスイベントから食券イベントまで、見所だらけだった。強いて言うのならば第二部で登場しなかったのはやや残念な気もするけれど、よく考えたらスッゲーどうでもいいからまぁいいかと思い直した。
ハードボイルドのような、ただの道化でしかないような、実は深いような、よくわからないバーナードは、ともかく色々な意味でインパクトの強い存在だった。サブ枠の男キャラ、かつ戦力にもならないほぼモブ枠とは思えない……と見せかけて、自由都市の炎ユニットとして意外とそれなりに使えるところが腹立つ。くそっ、なんなんだよお前! 別に、好きでリーダーに選んでいるわけじゃないんだからな!







18位

裸族王バファムーン


18位って高すぎだろ! ……と全力でツッコみたかったけれど、もうちょい上でもおかしくなかったと思えるくらいにはバファムーンのインパクトは凄まじかった。
完全な出オチ要因で終わり、と見せかけてまさかの闘神大会編で再登場とかビックリだったよ。その後の信者の増加や成長まで描かれて、誰得としか言いようがないよ。だけどゼス編を経てスシヌと意外と交友を持って、「おじさんやめてください!」「おおスシヌ殿!」なんてやりとりをしているのはちょっと微笑ましくて好きだった。
全裸教編は立ち絵といい豊富な男女差分といい、第二部の見所のひとつとして面白い。バファムーンもキャラもビジュアルも色々と濃すぎるわりにフツーに“良い人”で終わったのが、この順位に繋がったのかもしれない。愉快で無茶苦茶で良いキャラだった。これっきりでは勿体ないくらいのパワーがあった。
憎めない狂信者系変態ハゲ枠として、ロードリングとバファムーンで少し票を食い合った面もあったりしたかもしれない。二人とも、まだまだ上を目指せる変態に違いない。







17位

アリオス


アリオス17位、というのは、システム上の役回りやシナリオ上の言動を考えると、かなり高い順位だと思える。それは決して不満だとかではなくて、客観的に見てランス10でのアリオスはやはり「邪魔」な立ち位置だったのは間違いないだろう。
悲劇も背景も設定も、同情の余地はあっても納得しきれない面のほうがユーザー視点では強い。ランスを襲ったり、人間を見殺しにしたり、仲間魔人を手にかけたり……と、わかりやすくらいに、ランス10におけるアリオスは憎まれ役として描き抜かれていた。
それでも、やはり、哀れだとも思う。納得はできないけれど、やっぱり同情はしてしまう。結果的にこの道を選んだのはアリオスだったけれど、どうしようもない世界や状況に流されて、コーラにも多少誘導されて、最悪なタイミングと悲劇と不幸とが重なってあんな結末になってしまったのも確かだ。あと少し何かが違えば、アリオスとも、手を取り合う可能性があったのだろう。そう思えば、なおさら悲しい。
ランス10におけるアリオスは、本当に人によって評価が別れる役柄だった。けれど、アリオスに同情したり応援したり、彼に肯定的な感想を持ったユーザーも多く居たからこその、この順位なのだと思う。愛されているよ。良い話だ。
あと、細かい情緒とかぶち壊す考え方かもしれないけれど、“闇落ち勇者”って……それだけで、なんか燃える。厨二ハートに火が灯る感じ、あるよな……。







15位

ロレックス


序盤から確定入手可能な強アタッカーとして、最初から最後まで使いやすくて大活躍だったロレックス。設定的にはずっとヘルマンに居て、ポジション的にはヒューバートともそう変わらなかったはずなのだが、ロレックスの印象のほうが強く残っているのは、やはりカード性能の強さ故かな……。マジでずっとロレックスと冒険してた覚えしか無いもんな……。
戦闘での活躍はさておき、本編・食券での出番は意外とそこまで多くは無かった。それでもヘルマン編ではピンポイントに活躍したり、格好良い「決め所」も用意されていて、ヘルマンユニットの中では優遇されていたと言ってもいいだろう。9での革命でヘルマン軍が疲弊して、経験豊富で有能な将軍が少なかったこともあって、ロレックスの出番や活躍に繋がったともいえる。
良いシーンは色々とあったけれど、私の中で一番印象に残ったのは、実をいえば加入台詞だった気がする。「ヘルマンの人斬り鬼! 存分に暴れさせてもらう!」ってあの台詞、マジで最高に格好よくない?
人斬り鬼という異名の中二心擽る感に加えて、骨太な男らしさと豪胆さと強さと自信がゴリッゴリに詰まった加入台詞……シンプルだけど熱くて頼もしくて、痺れたね。







15位

サイアス


ゼスを代表する色男、サイアスが15位だ!
これは想像以上に高い順位のように思える。イケメンとして、女性ファンが多かったのかな?
とはいえ、ランス10におけるサイアスは単なるイケメン枠としてではなく、様々なシーンでキャラの深みや奥行きを描写されていて、キャラクターとしてとても魅力のある人物になっていたように思う。
ランス10ではゼスは多くの場面で危機的状況にあって、悲劇もたくさん起きた。そんな中で、サイアスはサイアスなりに努力して踏ん張って、足掻いているという姿がよく見られた。愛するウスピラを支えたいという男心、将軍としての誇りや責任、世界の危機を感じ取ったからこそのサイアスの「本気」は、普段ほど器用ではなくて少し泥臭くて、そんなところが魅力に繋がっていた。外見や今までのイメージとは違う意味で、本作でのサイアスは“格好いい男”だったと私は思った。
色々な食券で、出番が意外と多いのも面白い。ゼス関連者のみならず、コルドバだったりロレックスだったり、他国の男性キャラとも男同士の友情を結んでいるのが少し意外でもあり、見ていて楽しかった。
あとはウスピラ全裸イベントでのサイアスも面白格好いい。「ここぞ!」という時に、ドンピシャで“思われがち”な軽いイケメンムーヴでピンチを回避しつつ、ランスを巧く操作しきるサイアスは、クールな食えない男……のようでもあり、実際はメッチャ必死なのが透けて見えて笑った。ウスピラと幸せになれよ。







14位

カオス


トップテンに入り切れなかったのが意外だ。惜しい、悔しい……とも思うけれど、ランス10は活躍した男性キャラが多すぎたから、仕方がなかった面もあるだろう。ドカンとインパクトを残した新キャラも多かったし、第二部で更に男は増えた。とはいえ、本作でのカオスが目立たなかったのかというと、それは全然違う。
第一部では今までの流れを汲んだ、いつも通りのカオスとして、出番も活躍もとても多かった。無敵結界を壊す手段として重要だったのは言うまでもないし、ガルティア単体討伐ではコメディ、CITY決戦ではシリアス(&カフェとラブコメ)、単独決戦前夜では改めてランスと二人で語り合う場面もあったりして、どれもこれもとても面白く、名シーンばかりだった。
そして第二部。こちらはわりと静かで、エールの武器として目立つ場面はそう無かったけれど、終盤のあれこれは……もう、シンプルに、めっちゃ感動した。クリアAエピローグを終えてから第二部に至るまで、ランスの手に戻るまでのカオスの心情については想像することしかできないけれど、きっと無茶苦茶複雑な色々があったに違いないと思わせてからの「やったれ、心の友」は、もうこんなん泣くしかないやんってレベル。超感動した。胸も瞼も熱かった。もう……もう、めっちゃ良かった……。語彙が無くなる。
こうして振り返ると、カオスもまた、ランス10における主要キャラクターであり、ランスの相棒としてサブ主人公と呼んでいいほどの立ち位置にある、重要な登場人物だった。







13位

乱義


僅差でザンスに負けた……とはいっても一勝一敗みたいなものって長田君も言ってくれたから!
鬼畜王で可能性が示され、戦国五十六ルートで登場し、それもIFかと思いきやランクエで正史確定した乱義。こうして見ると、波乱万丈な人生(設定?)だったんだな。正史確定を知った時も私は胸熱で大興奮したものだけれど、第二部がまた……ね。もうコーフンコーフン、超大興奮ですよ。ワックワクが止まらなかったよ。

乱義のキャラクターは母親譲りの真面目な性格・年長故の落ち着き&纏め役ポジションとして、「わかりやすいクセ」は少なかった。第二部の時期や年齢、既に国主として経験を積んでいた等のタイミングもあったのだろうが、そういった意味ではほぼ新キャラだったザンス・スシヌetcと比べると、キャラ造形に遊びの余裕はなかったのだろうなーというメタな見方もできる。もう少し隙やクセがあったほうが、取っ付きやすかったかもしれないな、とも思えた。

だが、そんな背景や事情はさておき、完成した「今の乱義」は、十分魅力的なキャラクターだったと私は考えている。
エール視点では頼りになる完璧な兄のようでもあるのに、意外と細かい欠点は多くて、家族や身内以外には厳しくて、生きてるだけで女が自動的に攻略されていって、表情が崩れると面白い乱義は、やっぱり楽しい奴だった。鼻持ちならない息子で、優しい良い兄貴だった。
もう少し乱義の色々な面を見たかったし、知りたかったなとも思う。機会があるかはわからないけれど、乱義達ランスチルドレンには、ぜひまたどこかで会いたいものだ。
とりあえずそのうちランクエでオリジナルユニットとして作ろう。乱義はガンナーで所持スキルフェロモンって点だけは定まったのでここに記しておく。







12位

ザンス


僅差で乱義に勝った……けれど一勝一敗ではザンスも納得しないだろう。こいつらクソ面倒くせぇな。
ザンスについては9のかなみルートで存在は示されていたけれど、まさか第二部でここまでのメイン格として登場することになるとは、想像もしていなかった。第一部の段階でも、もちろん予想すらしていなかった。
いやー、第二部は本当に衝撃的だったよ。確か私が最初に知ってしまったのはネタバレスクショだったと思うのだが、最初は「コラ乙」って思っていたっけ……って、話がズレてきたので、戻そう。

ザンスはパッと見た印象や外見・言動は、「最もランスに似ている息子」だった。それは他ならぬ母親・リアが、そう育てたからというのも理由のひとつだろう。あの女マジヤベーよ。マジこえー。だがそこがいい。
しかし表面的なものはさておき、内面だったり細かい部分だったりはリアに似ていたり師匠のリックに似ていたり、様々な要素があって“ザンス”としての彼なりの個性になっていた。やはり、魅力的なキャラクターのひとりだった。
俺様で自分勝手で傲慢でガキ大将……な一方で、意外と思慮深さもあり、他者を気遣う度量も実はあるザンスは、なんだかんだで良い奴だった。妹エールちゃんでからかうのも楽しいけれど、弟エールとして眺めるザンスも、普段は無茶苦茶だけど実は家族を大切にしてくれている天邪鬼な兄として、やはり頼りになる兄貴だった。

ザンスとも、できればまたどこかで会いたいと心の底から思っている。
ザンス主人公の番外編ワンチャンと言いたいけれど、ザンスはこれからも永遠のDTであり続けてほしいようにも思えるし、悩むところだ。
主人公ザンスだけれど××シーンは他人オンリーゲー……ってのはやっぱ無理があるよな。うーん、でもまぁワンチャン。







11位

ガルティア


ガルティアが11位!
これはちょっと、かなりすごい順位なんじゃないか? ラスボスケイブリスや、明確な味方魔人だったレイに次ぐ、男性魔人3位っていうのはかなり高い順位に思える。
ガルティアも仲間入りルートは存在するけれど、そのためには「大食い勝利」という巨大なハードルを越えねばならなかった。本人も使徒も食券内容は面白かったけれど、仲間にする難易度は間違いなく最高クラスのユニットだった。
そんな難しい状況下であっても高い人気を保っていたのは、やはり“キャラが良かったから”に尽きるのかな。鬼畜王時代からのファン票もあっただろう。
重い過去があり、人類と敵対する魔人でありながらも、ガルティアはカラッとしていて気持ちのいい男だった。味方になったシナリオではもちろん、敵としてで終わった正規ルートでも、かつての主スラルを思い出しながら死んでいく姿など、余韻があって印象的だった。
そして、難易度が高いとはいっても、仲間にできるIFが用意されていたのがともかく嬉しかった。念願のカロリアとの会話やケッセルリンクとの会話など、期待していたものも見ることができたし、本当に頑張って良かったと感じた。
使徒に対してはオカンっぽくなっているガルティアも面白い。あと、使徒タルゴの食券は、アールコートがめっちゃカワイイのでおすすめ。







次回、「10位~1位編」に続くッッ!!

  
  

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