TYPE-MOON

「ロード・エルメロイII世の事件簿」シリーズのススメ

  
  

投稿日:2018年8月6日





2018年夏、“ロード・エルメロイII世の事件簿”シリーズ最終章がついにスタートする。
人気も知名度も高いけれど、「気にはなるけど今更入るのも……」みたいに迷っている人も中にはいるかもしれない。

ということで今回は、私の独断と偏見で考えた、「“ロード・エルメロイII世の事件簿”シリーズのススメ」というテーマで軽く紹介してみようと思う。
軽く、あくまでも軽くで終わらせる。その先は君の目で確かめてくれ!

確かどこかで(ぼんやりとした記憶)著者の三田誠氏は、「気になった巻から読んでも大丈夫なようにしている」と言っていたような気がする(曖昧)。
なので、“原作1巻から読む”以外のパターンも考えて、下記のように並べてみた。



<ロード・エルメロイII世の事件簿 入門>

①エルメロイ教室・アクションが好きな人→
ロード・エルメロイII世の事件簿2 case.双貌塔イゼルマ

Kindle版

②ミステリーが好きな人→
ロード・エルメロイII世の事件簿4 case.魔眼蒐集列車

Kindle版

③最初から読みたい人→
ロード・エルメロイII世の事件簿1 case.剥離城アドラ

Kindle版

④小説を読むのが苦手な人→
漫画版 ロード・エルメロイII世の事件簿

Kindle版



以上ッッ!

……これで終わってもいいのだが、もうちょっとだけそれぞれ補足もしていこう。
追記部分では、それぞれの作品について内容にも多少触れている。
大きなネタバレはしていないが、気にする人はご注意を。

①エルメロイ教室・アクションが好きな人→
ロード・エルメロイII世の事件簿2 case.双貌塔イゼルマ

Kindle版







「双貌塔イゼルマ」は上下巻の小説。
アクション部分は下巻に偏っているが、非情に読みごたえもあって楽しい。
シリーズでは最も“映像ばえ”しそうなシナリオかもしれない。

1巻よりも舞台も広く登場人物も多く、華やかな雰囲気でシンプルに面白い。
個人的にはシリーズトップクラスに好きな話。

エンタメ性も高く、初心者にも入りやすい作品だと思う。
上巻表紙のあの女性が気になる人や、既存作品であの女性ファンになった人には、特に超オススメ。







②ミステリーが好きな人→
ロード・エルメロイII世の事件簿4 case.魔眼蒐集列車

Kindle版






「魔眼蒐集列車」は上下巻の小説。
ミステリートレインのような舞台で起きる、魔眼オークションと殺人事件……といった雰囲気は、ベタなくらいに王道なファンタジーミステリー。
こういうのがツボに入る人ならば、タイトルだけでゾクゾクするだろう(偏見)。

閉ざされた空間、厳しい状況下で事件を追っていく物語なので、そういったことにストレスを感じるタイプの人には少し疲れるかもしれない。
語り過ぎるのは無粋なので避けるが、Fateシリーズ・型月作品が好きな人ならば最初から最後まで楽しめる要素がちりばめられている。
下巻ラストのあれこれは圧巻。

シリーズ中盤にあたる作品なので、主人公らメインキャラクターの成長という点では“途中”にあたる。
とはいえ、何も知らずに純粋に「ファンタジー系ミステリーが読みたい」という感覚で触れてみても、楽しめる作品だと私は思う。







③最初から読みたい人→
ロード・エルメロイII世の事件簿1 case.剥離城アドラ

Kindle版






「剥離城アドラ」は一巻完結の小説。
シリーズの第一巻であることから、初登場となるメインキャラクターや周囲の環境に関する描写が丁寧。
事件簿シリーズ自体の軸となるメインシナリオを知るうえでは、もちろん欠かせない一冊。

一巻完結であることから、ボリュームはやや控えめ。事件や容疑者についても、やや印象は弱い。
また、事件簿シリーズに欠かせない魔術解説や講義・知識などについても非常に丁寧に書かれている。この点は、好きな人は「楽しい! 面白い!」だけれど、苦手な人や文章を読むのが得意ではない人には「よくわからん。難しい」と退屈に感じてしまうかもしれない。

第一巻だからこその丁寧さや、まだ体裁が整いきっていないからこその粗さや難しさ、エンタメ性の低さがあるようにも思う。
面白い作品であるのは間違いないが、やや取っ付きにくいとも個人的には感じた。

最初から読みたいならばここから入るだろうし、全部読むならば必須の一冊ではある。
初心者が軽くシリーズに触れてみるならば、イゼルマや漫画版のほうが入門にはオススメかもしれない。







④小説を読むのが苦手な人→
漫画版 ロード・エルメロイII世の事件簿

Kindle版






1・2巻が発売されており、現在連載中のコミカライズ版。
「剥離城アドラ」から丁寧に漫画化されており、その事件はおそらく3巻にて完結予定。

「アドラ」原作小説ではやや取っ付き辛かった設定・知識も、イラストになって漫画化されることで受け入れやすくなっていると思われる。

刊行速度があまり早くはない点、イゼルマ以降がいつコミカライズされるのか・いつ完結するのか不明な点等は少し苦しい。
そのあたりが気にならない人。そして小説や活字が苦手な人には、オススメ。






  
  

-TYPE-MOON,
-, ,

  関連トピックス


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

Author:SION
ゲームが好きだけど、特に巧くはない。
ネタバレ含めたゲーム感想、攻略記事を書きます。
楽しく前向き冷静にを心掛けていますが、たまにポエムを放ちます。

連絡先
メールフォーム
monokurotosyo☆gmail.com
(☆を@に変更してください)

引越前ブログ:モノクロ図書館


TOP