ランス6感想 ランスシリーズ

ランス6 プレイ日記069 アルフラの恐怖の元凶を叩け

  
  

投稿日:2018年11月30日


 
 

タイミングを逸していたサブイベントに、ようやく触れる。
早くやりたいという気持ちもあったが、ある程度状況が落ち着いてからじっくり挑みたいという想いも強かった。

ランス6には多くの名シーン、名イベントがあるけれど、今回のこれは“本編”以外では個人的に1・2を争うくらい好きな話。
己のルールのままに遠慮なく、歪みや悪をぶち壊してくれるランスは格好良くて気持ちのいい主人公だ。そんな彼らしさが詰まっているイベントだった。
 
 
 
 
※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります

 
 
 
 

アルフラの過去

 

 
 

 
 

孤児院のキムチやカーマとは随分親しくなってきたけれど、アルフラとは相変わらず、少しだけ距離がある。

これでも随分とマシになってきたのだろう、とは思うのだが、言葉も喋らず表情の変化も乏しいアルフラの反応からは、好意的なものは感じ辛い。

以前からランスも少し気にしていて、物をあげてみようとしたり、色々と試していた。
今回はなんとなく、「なでなでしてやるか」と手を伸ばすと……なんとアルフラは、怯えたように逃げてしまった。

 
 
 
 

 
 

わりとシンプルにショックだったランス。
人に好かれようが嫌われようがあまり気にしない印象だけれど、子供……というか、無垢な女児の反応は意外と効くのかな。
わりと珍しい“蒼白”表情差分まで披露した。

 
 
 
 

 
 

 
 

一部始終を見ていたキムチさんが、フォローがてら、アルフラの恐怖と過去について語ってくれた。

ランス個人が悪いわけではなく、“男”そのものを恐れているアルフラ。
ランスとロッキーは、これでも好感度が高い方だという。
それ以外の男は、5メートル以内に近寄る事さえないらしい。

ってことは、ダニエルやアベルトもNGなのかな?
ダニエルはちょっとかわいそうかもな。アベルトは残当。

 
 
 
 

 
 

 
 

幼くしてそこまでのトラウマを抱くに至った経緯。アルフラの過去……。
救出した時の身体検査で明らかになった痕跡と、光を失った片目……。
キムチさんが冷静に淡々と説明する中、ランスは終始驚き、同情し、最後には強い怒りを現した。

決してランスは正義の味方などではない。
むしろその逆だけれど、“こういった事”に対しては、本気で真剣に怒ってくれる。
そして、正義の味方では出来ないやり方で、ランスなりに行動を起こしてくれる。
そういうところがランスの良い所。正統派主人公とは違う、彼の魅力で強さだ。

 
 
 
 

 
 

 
 

この機会のみ侵入可能なダンジョン、“ロリータハウス”が移動画面に現れた。
ランスに負けず劣らず、プレイヤーだって不愉快だしメチャクチャ怒っている。
何度聞いても、はらわたの煮えくり返るような想いだ。
どいつもこいつもクズばっか!
ぶっ〇してやるぜぇッッ!!


アルフラが酷い目にあった孤児院ロリータハウスは、ナガールモールにあるらしい。
ナガールモールといえば、ノエマセ達が隠れている大きな街だ。今頃常駐している氷の軍に命じて、2級市民を追い払っているはずだ。
時系列を考えると疑問も浮かぶが、このクエストは本来もうちょい早い時期にクリアするものだったので、多少の不自然さは仕方がない。私のタイミングが悪い。

 
 
 
 

非紳士の集う施設

 

 
 

 
 

施設の入口から、なかなか不快な看板が掲げられている。
横柄な態度のボーイも居たが、ランスがサクッと斬り捨てた。
このあたりの判断の速さ、決してマトモではないけれど気持ちいい。


ロリータハウスは、クリア後は二度と訪れることができない
マップ率100%を狙う場合は注意しよう。最後のボス戦をクリアするまでに埋めきらねばならない。

そう複雑な施設ではないし、イベント以外は雑魚とのエンカウントも発生しないため、探索はし易い。
壁を壊すギミックにだけ、やや注意しよう。

 
 
 
 

 
 

 
 

部屋に入ったり、イベントアイコンに触れると、客や従業員との戦闘が発生する。
ただし敵は相当弱い。真面目に編成する気もなくなる程度には雑魚。

敵は大したことないが、イベント自体の数はなかなか多い。
その中には戦闘は発生せず、仕事をさせられている子供を保護するだけの内容のものも多かった。

 
 
 
 

 
 

 
 

客も男から女まで、嗜好や性癖も様々だ。
対する子供たちも、まだ脅えが抜けていない子もいれば、精神的に壊れかけている子もいる。

様々な光景を目にする度に、ランスはいちいち丁寧に反応をして怒り出す。
苛立って舌打ちするランスの姿を眺めて、カロリアは「優しいね」と言った。
状況こそ異なるけれど、カロリアもまた、そんなランスの優しさに救われた一人といえる。それを改めて考えていたのかもしれない。

 
 
 
 

 
 

 
 

胸糞の悪い場面ばかりが続くけれど、ランスや仲間がしっかりと怒ってくれるので、プレイヤーの気分はそこまでは落ち込まない。
善良で真面目なサーナキアやマリアはもちろん、タマネギさえ不愉快さを示す。
もっともタマネギの場合は、調教の雑さや環境の劣悪さへの怒りなあたり、常人とはズレている。が、それでこそのタマネギだろう。

 
 
 
 

 
 

 
 

この施設のボスであるミンチン先生は、この部屋に逃げ込んでいる。
このアイコンに触れてストーリーを進めると、イベントクリアになるため、探索不足の場合は注意しよう。

“ロリータハウス”は通常エンカウントが起きないことから、「特定の制覇率アイテム狙い」のダンジョンとして勧められていることもある。
私は初回で『うさ仮面うさ』だったため、そのまま進めた。
無視メガネも欲しいけど、粘るのが面倒くさくてな……。
そんなんだから、未だにラッキーカードが一枚なんだけどな……。

 
 
 
 

 
 

 
 

逃げ回っていたはずのババアは、なぜか戦闘になるとデカくなる。
しかしボス敵としてはそう強くもなく、引き続きわりとテキトーな面子でもすんなり勝利できた。

この場を去る前に、ミンチン先生が持っていたデカい宝石をシィルに命じて奪わせる。
その命令に、「はい、高そうですね。換金しますか?」と疑問のひとつも抱かないシィルにちょっと草。
ランスに完全に毒されているッ……!

ま、悪人に容赦ないのはいつものことだ。
爽快感があって、良いことだ。

 
 
 
 

 
 

 
 

しかし、宝石は換金目的に奪ったわけではない。
孤児院に帰って、まずアルフラに見せると、強い緊張と怯えを抱いて震えだした。
そんな彼女にミンチンの死を語り、更にランスは、宝石を目の前でぶち壊した。

 
 
 
 

 
 

言葉と宝石を破壊する行動とで、“ミンチンをやっつけた”ことを示す、ランスのやり方。
心を癒す手法や治療法として、この行為が正しいのかはわからない。
それでもこれ以上ないくらい明確で、アルフラの言動にも大きな変化をもたらした。


拙い唸り声を上げながら、壊れた宝石を石で殴りつけるアルフラの姿は、正直やや歪な様子にも見えた。
しかし、キムチさんもランスも、決して止めない。
綺麗事ではなく、アルフラの気持ちを何よりも優先した大人二人は格好良かった。

 
 
 
 

アルフラの花冠


 
 

 
 

一連のアルフラのイベントの、エピローグとでもいうようなイベント。
何をするでもなく、一人で草むらで昼寝をしていたランス。
目覚めると、いつの間にか、アルフラも一緒に眠っていた。

 
 
 
 

 
 

 
 

アルフラのこの表情は、この場面が最初で最後かな?
アルフラが間違いなく新たな一歩を踏み出したのだと、ユーザー目線でもはっきりとわかる名場面だった。

今はまだ心が完全に癒えたわけではないだろうけれど、いつかはもっと元気になるだろう。そしてたくさん笑えるようになるのだと思う。
そんな未来が見えたような気がする、とても嬉しいイベントだった。

アルフラの一連のイベントは……本当に、すごく良い。
ランスだからこその格好良さや魅力みたいなものが丁寧に描かれている、名エピソードだ。
大事に取っておいた甲斐があった。


 
 
次回>>「プレイ日記070 孤児院に生まれた変化


 
 
  
  

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