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FGO第二部 Lostbelt No.3 プレイ日記07 もしも美しい世界があったなら

  
  

投稿日:2018年12月6日


 
 

『intro』ではまだ不調だったホームズの身体。
中国異聞帯で魔獣の巣を探索する段階になると、無事に全快したらしきことが明らかになった。

重い怪我だったが、北欧~中国異聞帯の間に回復する傷だったようだ。ホッと安心。
しかし、これで“名探偵の助言を貰いやすい環境”が安定してしまったともいえる。

メタな見方をすると、物語を作り辛そうだ。
最後になって種明かし手法は、ホームズの性格や性質的におかしくはないのだけれど、乱発し過ぎると嫌味になりかねない。
そのあたりのシナリオとキャラクターのバランスも大変だろうなぁ。
ライターさんはすごいなぁ。ぼくにはとてもできない。

 
 
 
 

ヒナコ、二回目の失敗

 

 
 

うおっまぶしっ  
 

最近増えている“顔面宝具”が、ついに演出ではなくマジで顔そのものを宝具にしてしまった(?)。


これで美しさのあまり相手はタヒぬ宝具だったらチョー面白かったのだが、さすがにそんなことはなかった。
最初の戦闘では宝具は放ってこなかったヒナコのセイバーは、この戦闘以降から宝具を解禁させていく。
味方への攻バフ・ダメージカット付与&相手のNP・スター減の効果であり、困る機会はあれど劇的な脅威とまではいえない。
無敵・回避の準備も、宝具ターンに使うと不発になりやすいので逆に注意。

彼一人と戦う分には、比較的に戦いやすい敵だといえるかもしれない。
ただし、同wave内に彼にとっての味方がいた場合、嫌な感じでこちらの妨害と敵の支援が回り始めていく。
味方がいてこそ本領発揮、というのはいかにも『将』らしい。

 
 
 
 

 
 

 
 

オートマタめいた『傀儡兵』を部下として、将としては万全に近い状態で宝具を解放してまで戦いを挑んできたけれど、結局勝ちきれなかったヒナコたち。
再び撤退し、態勢を立て直そうとするけれど……さすがに二回連続でこの失態は、“冷静”には見えないな。
焦っているのか急いでいるのかはわからないが、ともかくヒナコは熱くなり過ぎているようにも思える。
戦略の無理を察したり、退却のタイミングを誤らないだけの知性は備わっているけれど、基本姿勢が前のめり過ぎるように見えた。

二度に渡る失敗のせいで、『???』からも叱られてしまうしな。
何を言われても文句の訴えようもない状況を作ってしまうに至るなども、本当に冷静で理性的だったならば避けられただろうし。


そしてヒナコの頼りの無さゆえか、カルデアを警戒してか、『???』は『???』で何か準備を始めたようだった。
汎人類史の英霊やサーヴァントシステムについて語っていた際、コヤンスカヤが「この世界、抑止力なんてものが働く基盤がそもそも存在しませんし」と何気なく言っていたのが気になる。
プレイ日記04 不気味なくらいのどかな光景」で、異聞帯の英霊の座からの反応が無かったことに関りがありそうだけれど、その“基盤”の意味が現時点ではまだよくわからない。
「英霊が存在しない」ではなく、「抑止力が働かない」というのはどういう意味なのだろう?

 
 
 
 

 
 

 
 

『???』の命令で衛士長がやってきたのは、凍眠英雄が眠るという驪山。
ざっくり言うと、有能な将・軍師・英雄などを、コールドスリープ状態にして保存している土地……という感じだろうか。

戦いの時にのみ解凍して戦場に赴かせ、仕事が終わったらまた眠らせて……というやり方で、中国異聞帯の『秦』は守られていたらしい。
後に更に詳しく語られるけれど、どうやら中国異聞帯においては、汎人類史と分岐した時から今現在まで、諸外国とも戦って勝利し続けたうえで世界統一、世界全てが『秦』となるに至っていたらしい。
それまでに存在したであろう多くの戦でも、凍眠英雄たちは活躍し続け、戦い続けていたのだろう。

永遠に英雄を使いまわせる良い方法にも聞こえるけれど、あくまでも“生きている彼ら”を眠らせている以上、戦場で死んだらそれまでなのかな?
肉体は普通の人間なのだし、たとえば砲弾の直撃を受けてもサーヴァントならば耐えられるかもしれないが、凍眠英雄では無理なように思う。


色々と難はありそうな気もするけれど、『???』は自信満々なようだった。
「其方らの歴史の『英霊』などという仕組みより余程冴えた方法であろう?」とドヤ語り。
これは知識云々ではなく、単に感覚の違いなんだろうな。
数千年に渡ってこのシステムを運用し続けて、その上で現在の勝利と平和に至っているのだから、そりゃ自信はあって当然だろう。

また、英雄個人の生命や耐久性に対して、失うことを惜しむ気持ちはあったとしても、“不老不死にさせるなどの特別な手段を講じてまで”守る必要はない、という認識があるようにも見えた。これはまだ憶測に近いけれど。

 
 
 
 

平和で理想的な世界

 

 
 

 
 

クリチャーチやヨトゥン種の巨人など、他の異聞帯の生物を農夫たちが知らないのはまだわかる。
しかし彼らは、間違いなく中国異聞帯の固有種でありテクノロジーでもあるはずの傀儡兵すら初めて目にするようだった。

農夫たちにテクノロジーの恩恵が授けられていないことは、既に察していた。
だがそれだけではなく、『兵器という道具の存在』、『国家という概念』すらないのだろうということが明らかになってきた。
つまり、「この世界は」「既に平和になっている」のかもしれない……ということだ。


薄々と気付きつつあったが、改めて突きつけられると衝撃的だった。
異聞帯を巡る中で、いつかは“平和な世界”を破壊する業を背負う覚悟は既にプレイヤー側にはあったけれど、まさかこんなに早くにその時が来るとは……。

もちろん、まだこの中国異聞帯が理想的で平和で素晴らしい世界だと決まったわけではない。
しかし、「そうかもしれない」と思えただけで、特にマシュや主人公にとってはとてつもない重みに感じられたと思う。

誰かを助けたり苦しみから守ったりする戦いではない。結果的には汎人類史を救うことに繋がっても、そのためには異聞帯全ての命と過去を踏み躙る必要がある。
そしてその行動をするうえで、“悪い異聞帯だから踏みにじって良い”“間違っているから消えても良い”なんて考え方は、決して抱いてはいけない。
そこまでは十分すぎるほどに理解できていたし、主人公たちも三回目にもなれば、それなりに覚悟も意識も定まりつつあった。

だが……もし“良い異聞帯”があったら、どうするのか?
“汎人類史よりも美しい世界”が存在したら、どうするのか?


今回の中国異聞帯が、“そう”とは限らない。
だが、ここまで状況が整っている以上、そこに踏み込む物語になるのではと思えてきた。

なんとも苦しい、できれば避けたかったけれど避けるわけにもいかない問題だ。
ここをどう乗り越えていくのか、どんなストーリーが描かれていくのか、読者目線では物凄く怖いと同時に楽しみにもなってきた。胃が痛ェ。

 
 
 
 

魔獣たちの謎

 

 
 

 
 

クリチャーチたちの出所や巣について知っている住民はいなかった。
彼らは村の外にも基本的に出ないのが常識になっているらしい。このあたりも、北欧異聞帯の集落の在り方に近いかな。平和で理想的な環境の中で人々を守るためには、こういうやり方になりがちなのだろうか?

そんな中で、前から気になっていた、一人だけ立ち絵のタッチが少し異なる少年が密かに話しかけてきた。
年頃の子供らしく、大人に黙って外にコッソリと出ていたことがあるらしい。
彼は外で見かけた『変な場所』について、主人公たちに教えてくれた。超ありがたい情報ゲットだ。

“探検が好き”だという感覚は、とても子供らしい。男の子らしい、ごく普通の感覚だ。
中国異聞帯の純朴な住民らしく、罪悪感も抱いているようだけれど、外への好奇心を抱くというのは特にマシュにはとても理解できる姿だった。
欲……といえるほどのものとは、言い切れないのかもしれない。
しかし、中国異聞帯に来て初めて目にした“私的な欲求、心”のようにも感じられた。

 
 
 
 

 
 

外界への好奇心に同意を示されると、少年はとても嬉しそうに笑った。
他の農夫もみんな悪人ではないし、最初はピリピリしていたけれど今では主人公たちに好意的に接してくれている人たちばかりだ。

しかし、こういった形での“共感”をお互いに覚えたのは、これが初めてだったように思う。
その感覚も、少年の嬉しそうな笑顔も、なんだかとても嬉しかった。

この中国異聞帯に住む人々は、今まで会った限りでは素朴で穏やかだ。
しかし、そう『統一』されているようにも思えて、なんとなく不安だった。
少年と話したことで、ようやく彼らそれぞれにも“個”があるのだと実感できたような気分だったのかもしれない。

 
 
 
 

 
 

 
 

どうやら芥ヒナコは、村の近くに陣幕を張って我々を監視しているらしい。
タイミングを見計らって、戦力を分散してでも魔獣の巣の調査に向かおうという方針が定まった。

捜索班、まずはホームズ。そして主人公。
残りの人選を任されたところで、悩ましい選択肢が現れた。
うーんうーん、スゲー悩む……。悩むけれど、私は基本的には上の選択肢を選ぶようにしているので、今回もそのスタイルで進めることにした。

しかし結果的には二人とも同行するオチ。
これはどちらを選んでも同じパターンだったのかな?
悩んだ数分間を返せッ!

まぁ何にせよ、人数が多いのは嬉しいことだ。
スパルタクスとも荊軻さんとも、あまりメインシナリオで関わったことはない。
ぜひ色々と話を聞いてみたい。


 
 
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