FGO感想 TYPE-MOON

FGOイベント 雀のお宿の活動日誌 プレイ日記12(完) めでたしめでたし

  
  

投稿日:2019年1月26日


 
 

2019正月イベント感想、最終回!  
 
今回のイベントのメインヒロインだった紅閻魔。
ロリコンでない私的には、実を言えば第一印象はそこまでキャッチーではなかった。
しかし……話を読み進めていくうちに、どんどん彼女の魅力にハマっていった。

外見は愛らしくとも、中身は立派過ぎるほどに立派な女性。
閻魔の名を冠しながら、女将としても剣士としても強く格好良く、凛とした美しさも感じられる。
しかし弱味もあり、情けもあり、柔らかい過去もあって……って。こんなん、好きにならないわけがないだろう?

新年早々、本当に魅力的なキャラクターを喰らわされてしまった。
更に言えば、メインヒロインたる紅閻魔のみならず、登場してきたサーヴァントのアイツやコイツや、様々なキャラの魅力をたっぷり味わわされるようなイベントだった。
正月から、物凄いご馳走だったなぁ。
 
 
 
 
※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています

 
 
 
 

カルデア捕物帖、結

 

 
 

 
 

拙い『嘘』がどんどん暴かれていき、どんどん化けの皮が剥がれていく。
推理物や捕物は、この瞬間がなんといっても気持ちが良い。
フィンの計画した悪巧み、清姫の能力、タマモキャットのファインプレー……。
まさに「カルデア捕物帖」だ。カルデアチームフルメンバーで敵の汚い策略を暴いていく瞬間は小気味よくて、気分がスッとした。

ここに至って、超序盤のレイシフト前から張られていた「なぜか特定のアーチャーやバーサーカーはレイシフト不可能になっている」謎についても解かれた。
天敵だけは招き入れることのないよう、アッチとしても必死だったんだなぁ。
そう思うと、見た目や振る舞いほどの余裕綽々ってワケでもなかったのかもしれない。
カルデアが閻魔亭に絡んできたのも内心迷惑がっていただろうし、英霊を招き始めた件にいたってはマジギレ寸前だったのかもしれないな。ウケる。

 
 
 
 

 
 

 
 

情状酌量の余地さえない、ある意味で真っ当なほどの『外道』。
嘘を斬り捨て、本音を聞き遂げる紅閻魔の姿が格好良い……。静から動の緩急付けた台詞回しといい、演出といい、正直シビれた。
本気モードで再臨姿ってのはベタでもあるのだけれど、なんだかんだでやっぱり大好きなんだよなぁ!

 
 
 
 

 
 

 
 

今回のラスボスともいえる、新エネミー「ぬえ」
ブレイクの数が多いことに面食らうけれど、実際は全部を削り切る必要はない。
このあたりは、バトル後の演出やシナリオにも繋がっている感じでニクい。

しかし、それでも戦闘の難易度はやや高かった。
まず、敵は毎ターン開始時に、アーツバスタークイックのどれかひとつを、おそらくはランダムで無効化する。
無敵貫通礼装やスキル持ちならば気にする必要はないけれど、初見の場合はまず用意はしていないだろう。
必中や貫通の用意不足でも、毎ターン相手の防御カードに注意さえしておけば、クリアできるレベルだとは思う。

カード無効化以上に厄介なのが、敵の攻撃に様々なデバフ付与効果がある点
積もり積もるとなかなかエグいことになるため、できれば弱体解除や回復の手段を用意しておきたい。

……と、それらのことを全く知らなかった私は、結局「サポート紅閻魔をスタメンに入れたい……!」という我欲に従って脳筋パでぶつかっていった。
けど、なんとかなった。デバフがどれだけ積もっても、頑張ればなんとかなる!

 
 
 
 

 
 

 
 

ブレイクを二回すると、戦闘は終了になる。
ゲージ的には、“あと二回、ブレイクを残した状態”でのクリアだ。

その理由は、『他の二人』の抵抗にあった。
戦闘開始前は「仕方がない……」という空気で、主人格ともいえるような猿長者の命令に従っていたような二人だったが……猿面の怪に言わせれば、「そろいもそろって足を引っ張る」状態になっていたらしい。

おそらく、最初からそのつもりだったのだろう。
虎面の怪……虎名主が紅閻魔に向けている感情や、彼らの間の関係や思い出については、決して多くを語られたというほどではなかった。それでも、色々なことが察せられる。
彼は彼なりに、紅閻魔を救うために動いていた。「オレは、紅ちゃんを助けられない」からこそ、主人公たちカルデアに情報を流していたのだろう。

 
 
 
 

 
 

 
 

そして、蛇庄屋。
正直に言えば、私は今の今まで、蛇庄屋のことを信じていいのか否かの判断はできてはいなかった。
最初の場面が場面だったし、現場から忽然と消えたかと思えば何食わぬ顔で輪に加わっている蛇庄屋は、正直怪しさでいえば猿長者とドッコイドッコイな印象もあった。

が……まさか、こんなオチだったとは。
見事に一杯食わされた。
新所長の演技に、完全に騙されていた……。末代までの恥。

 
 
 
 

 
 

イベント時空でさえ株を上げていく新所長はヤベーな。
いやしかし、すごく良い話でもあった。
恩を売った自覚もなく、それなりに小心者でありつつも結局人を裏切りきることのできない新所長は、本当に普通に良い人だ。
「誰にも愛されなかった」とかありえへんやろ……って言いたいけれど、魔術世界だと優しさなんてものは一文の価値もないのかもしれない。辛い。

……やっぱやめようぜ、ゴッフ!
魔術世界なんかとは縁を切って、パスタ屋でも開こうぜ!!

 
 
 
 

 
 

 
 

閻魔のお裁きが下り、捕物帖は幕を閉じる。
心地よい勧善懲悪。
まるで時代物のドラマを見終えたような、スッキリとした気分だった。

虎名主や蛇庄屋の最期を考えると少し寂しくも思えるけれど……彼らは猿に取り込まれた時点で死んだも同然だったのかもしれない。
人の優しさも楽しい酒も味わえなかった虎と蛇が、最後にあたたかいものに触れて、大切なものを守ることができたのだと考えれば、これはこれで、やっぱりハッピーエンドだったのだろう。

 
 
 
 

カーテンコール

 

 
 

 
 

ゴンドルフ29歳。
えーと『序』の頃は28歳と言っていた。その後、確実に一年経っていることが明言されたともいえるだろう。まぁ今後のメインシナリオの進み具合によっては、時空が歪むかもしれないけれど。
果たして新所長は30歳を迎えるのか?
それとも永遠の29歳になるのか?
そもそも途中でアボンしたら年齢は止まらざるを得ないよな……などと考えると不吉。

そして、一連の事件を総括するようなフィンの言葉もいい。
寄り道して、回り道したからこそ、解決できたものがあった。得られたものや、新しく見つけられたものもあっただろう。誰かを救うことにも繋がった。
改めて今回のイベントと今回の事件は、「名探偵はいないが、頼りになる大人はいる」環境だからこそ生まれた、気持ちのいい物語だったと思う。

 
 
 
 

 
 

 
 

紅閻魔との最後の挨拶。
とても良い正月だった。
楽しいことや愉快なことがたくさんあって、本当に素敵な日々だった。

“残っていた謎”について、そして紅閻魔の『願い』について……。
シナリオでは、ハッキリ細かくは描かれないままで終わる。
だが、それが良い余韻になっていた。
何はともあれ、めでたしめでたし、だった。

 
 
 
 

イベントシナリオ 感想まとめ

 

 
 

これにて「雀のお宿の活動日誌」プレイ日記、無事に完結だ。
まさか正月からガチめのイベントが始まるとは想像していなかったので、個人的にはなかなか慌てたし、日記ペースも超キツかった……けれど、内容的には本当に楽しかった。

想像以上のボリュームに、豊富な登場キャラクター。
シナリオの雰囲気的には、サバフェスを少し思い出すような感覚だった。
推理物っぽさは以前のミステリーイベントを連想するし、最終的にはなんとなく『去年のまとめ』的な印象だったかもしれない。

 
 
 
 

 
 

今回のイベントで最も興味深かったのは、『明確に第二部以降の時間軸のイベント』だった点。
今まではイベント参加条件と内容に差がある点に正直モヤモヤする感じもあったけれど、ようやくスッキリできたような気分だ。

シナリオの内容も、「ようやく縛りが解けた」ような自由さがあったように、個人的には感じられた。
勝手な私の印象でしかないかもしれないが、ともかくとても自由で開放的で、想像の余地が広がる舞台とシナリオだったように思えた。

 
 
 
 

 
 

アナスタシアやスカサハ・スカディ、虞美人といった第二部メンバーがはっきりとイベントに参加できたのは嬉しかったし、新所長の参加も新鮮で楽しかった。
新所長の存在はキャラとしての魅力云々以前に、“テキスト回し”に便利な感じも嬉しい。ツッコミやメタネタやマシュとの掛け合いなど、新所長が参加したことで主人公(の選択肢)やフォウくんに無理やり任せる機会が減った点が、シンプルに読み易かった。

……という、システム面だけでも十分に大活躍だったのに、まさかシナリオで『最後のオチ(=蛇庄屋との一件)』まで任されるとか想像以上すぎる。
扱いが良すぎるってレベルじゃねぇぞ!
ずっるーい! 新所長ずっとズルしてたー!

 
 
 
 

 
 

何度も触れていた通り、今回のイベントでは既存鯖ではフィンの描写が素晴らしかった。
同行組だった玉藻の前や清姫はもちろん、シナリオゲスト枠だった小次郎やマリーたちも良かったし、単発ギャグだったシグルドもおいしい役回りだった。
あとは描き下ろし荊軻に山の翁にトリスタンに……って、挙げていくとキリがない。
プレイ日記本編中に触れられなかったサブイベントは、もう少しだけ延長戦として扱っていく予定。

 
 
 
 

 
 

惜しかった点を言うならば……戦闘によっては、一部ギミックが初見殺しすぎたところは、少し気になった。
XXのチャージ無敵貫通や温泉武蔵ちゃんの無限ガッツは、難易度が高いというよりは『意地が悪い』印象寄り、だったかもしれない。
高難易度イベントならば、そういった演出やギミックもありだろうけれど、“参加条件は厳しいけど、内容としては普通の正月イベント”にしては、やりすぎだったと言えなくもないような気がする。

あとは、奉納ポイントとシナリオの解放速度も正直バランスは悪かったように思う。
自然回復でもクリアはできたけれど、『一日一回のポイント加算』や『時限式シナリオ解放』などが巧く噛み合っていなかったように見えた。
このシステム自体が初の試みだったので、このあたりは次回以降の類似イベントでは改善されると思いたい。

 
 
 
 

 
 

そんなシステム面に引っ掛かることはあったけれど、シナリオや内容としては、本当に良いものだった。
新年早々、すごく忙しかったけれど、とても楽しかった!

“良い年始め”が出来て、心地いい。
今年のFGOも、楽しみにしていこうと思う。


 
 
次回>>「延長戦01 恋 は ド ラ ク ル


 
 
  
  

-FGO感想, TYPE-MOON
-, ,

  関連トピックス

Author:SION
ゲームが好きだけど、特に巧くはない。
ネタバレ含めたゲーム感想、攻略記事を書きます。
楽しく前向き冷静にを心掛けていますが、たまにポエムを放ちます。

連絡先
メールフォーム
monokurotosyo☆gmail.com
(☆を@に変更してください)

引越前ブログ:モノクロ図書館


TOP