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FGO第二部 Lostbelt No.4 プレイ日記08 失われたもの、残るもの

  
  

投稿日:2019年6月29日


 
 

今回、疑似サーヴァントとしてジナコ(ガネーシャ)が実装されたのは、個人的にはかなり予想外だった。
CCC好きとしては嬉しかったけれど、同じEXTRAマスター勢でもザビーズを筆頭に、ラニやレオといった人気かつ能力の高いキャラクターは多い。
初登場作品で『主人公にはなれない人物』『弱い人間』として描かれ、最も一般人に近い存在だったジナコが疑似鯖化トップバッターになるとは……。

事件簿コラボで実装されたライネスやルヴィアの頃からうっすらと思っていたけれど、ジナコの件で、より「疑似鯖の敷居は意外と低い」ことが明言された感じがする。
第一部~1.5部の頃は、それこそFateシリーズのメイン中のメインの“選ばれたキャラ”だけが、人気的にも実力的にもFGOに登場できるのだろう……というイメージを、少なくとも私は抱いていた。

配信のかなり前に発表された声優陣には、凛や桜の中の人の名前はあったけど、士郎の中の人の名前はなかったっけ。
キアラの中の人の名前は存在したのが当時から驚きだった。あの頃からCCCコラボの構想はあったのかな。
 
 
 
 
※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています

 
 
 
 

『神の空岩』の謎

 

 
 

仲間が増え、ディーヴァールの村という拠点(?)も出来て、残り日数にも余裕がある。
今こそ“神の空岩”について調査するチャンス!

ヤッベー危険が待っているような気もするが、放置するわけにもいかない。
あの謎の四角こそがアルジュナ(神)の能力に関わっているのかもしれないし、逆にアルジュナ(神)に対抗する術となるかもしれないし……。
現地の村人は「昔からある、神様関係のもの」程度の知識しか持っていなかった以上、やはり自分たちで実地調査するしかないだろう。

ラクシュミーが“神の空岩”についての新情報を持っていなかったのは予想通り。
一方、この異聞帯担当のクリプターであるペペロンチーノさえ、「最初からあったけど詳細不明」程度の認識だったのはある意味ではガッカリだった。
ってことは、アレは空想樹案件ではない? ……そうとも限らないか。リンボやコヤンスカヤあたりの見解も聞きたいけど、教えてはくれないだろう。


そういえば、以前のクリプター会議(intro)で、ペペロンチーノが「あの四角、どう思う?」的な相談を仲間に持ち掛けていたことがあったっけ。
それに対してデイビットが、「自分なら即排除するけど、お前なら残しておけ」みたいな返事をしていた。

あの頃のアルジュナ(神)とペペロンチーノは、まだ決定的な対立には至っていなかったんだろうな。最初の数か月間は慎重に接触していた、みたいな話もしていたし。
……かといって、対話や情報を共有する余地はあったのだろうか? さすがのペペロンチーノの話術でも、アルジュナ(神)相手にはマトモな会話が成り立たない気もする。
出来なかったからこそ、“謎の四角”に対しても、ペペロンチーノはさしあたり静観するしかなかったのかな。

 
 
 
 

弔いの権利すら奪う

 

 
 

 
 

道中で、行き倒れて死んでしまった現地民の遺体と、それに近付く聖獣を発見した。
聖獣は『悪魔カリに対抗する』以外にも、『不慮の死を遂げた遺体を浄化する』仕事もあったのか……。
行き倒れた死体もまた“不要”判定なのだろうが、それにしてもユガの末日を待たずに即消去に動く、というのは不思議な感じでもある。世界創変の際の手間を減らすためか?

ホームズは聖獣の在り方を『白血球』と例えた。ある程度自動的に“不要”を消去するためのシステム、みたいなものかな。
神将という手駒を増やした点といい、アルジュナ(神)は『すべて自分で行う』ことにそこまで拘っているわけではないのか?

うーん、アルジュナ(神)の趣味嗜好が未だわからん。もっとも、人間だった大昔はさておき、今のアルジュナ(神)に嗜好を考える余地があるようには見え辛い。
現在のアルジュナ(神)は『最初に決めたルール』を守り続ける、それこそ世界のシステムめいた存在に化しているようにも見える。

 
 
 
 

足元はカリだらけ

 

 
 

 
 

ようやく“神の空岩”の足元に近付いた……と思ったら、とんでもない量のカリと出くわした。
無限湧き再びっつーか、下手すりゃそれ以上のウジャウジャっぷり。ギャア!

調べるもクソもなく、せっかくここまで来たのに、撤退する羽目に陥った。
なんてこった……。完全に骨折り損のくたびれ儲けジャネーノ……。

一応、『“神の空岩”の周囲には、なぜかカリが大量に集まっている』という情報を得られたと言ってもいい、か?
“神の空岩”こそがカリの発生源? もしくはカリが“神の空岩”を守っている?
カリ・ユガになるとカリ達は町の方に出ていくし、いっそそのタイミングで調べてみれば、カリの警備も薄くなっていたりしないだろうか。でも発生源だった場合は結局ダメか。

アルジュナ(神)は、少なくともカリの存在を根本的に消去はしていない。
聖獣のような対抗手段は用意していても、根絶することはしない……もしくは、システム的に『できない』のかもしれない。
カリについても、疑問はまだ多い。“神の空岩”がカリの謎を解く鍵になるようにも思えるが、そもそも調べるのが難しいわけで。どうしたもんか。

 
 
 
 

神将

 

 
 

 
 

一方その頃の、神将側。
怒りを核に形作られていると以前にも話していたアシュヴァッターマンは、穏やかな景色や麗らかな陽気にすら怒り続けている。
傍から見ている分には大変そうだし苦しそうだ。本人にとっては“当然の在り方”であって、苦痛は無いのか?
クラスとしてはアーチャーだが、今の彼はバーサーカーやアヴェンジャーに近いようにも見える。

花畑でイライラしているアシュヴァッターマン以外、他の神将達は『迷いカリの排除』などの仕事をしていた。
聖獣の作業に近いというか、アルジュナ(神)のユガ運営の手助けといった感じ。
武器や戦いすら知らない異聞帯現地民には異様な姿だろうが、やっていることはわりと普通だ。
謎のアーチャーの性格も普通の人っぽい印象なので、神の遣いというより“仕事をしているだけのおじさん”感が強い。

 
 
 
 

 
 

 
 

彼が神将だと発覚する前は、味方側鯖ではと勝手に予想していた私。
実を言えば、その印象は今でも拭えない。なんというか憎めない感じで、敵として認識し辛い。
現地の子供に優しく接している姿を見ると尚更だ。
彼ら神将は確かにアルジュナ(神)に従ってはいるけれど、それはあくまでも“仕事”であって、“趣味”ではないのでは……なんて希望も抱いてしまう。

アーチャーと子供のやりとりを、ちょっと一歩引いた視点から眺めている哪吒の姿も印象的だった。
我々の知る哪吒は、それこそ子供好きで、とても面倒見の良い英霊だったんだよな……。

 
 
 
 

失われたものの痕跡

 

 
 

 
 

“神の空岩”の調査はほぼ空振りに終わったが、とりあえず一度ディーヴァールの村へと戻ることになった。
これもまた、ディーヴァールの村人に話を聞く貴重な機会。

ビーチュの村とは違い、出迎えてくれた女性は軽い武装をしていた。
彼女曰く、ラクシュミーに何度も説得されて、「こんな世界は……嫌だ」と思うに至ったのだという。
その理由には彼女自身の事情もあった。おそらくこの村の多くの人には、同じような背景があるのだろう。

 
 
 
 

 
 

 
 

ヴィハーンの名を聞いても笑って「だれ?」と聞いていたアーシャのように、違和感さえ残さないパターンもある。
逆に、違和感どころか関連する物品が残っていたパターンもあったという。
ハッキリと物品が残っているのはさすがに杜撰すぎるし、アルジュナ(神)の落ち度というより女狐の介入が原因に思える。
プレイ日記04 月の元主従」の頃に言っていた、「少しだけ邪魔」がコレなのだろうか?
邪魔といえば邪魔だけど遠まわしっつーか……要するに、タチ悪ィ~~ッ!
相変わらず性格は最悪ですね!!

そして、ここで今更思い出した。
アーシャは最初のモノローグで、母親について「いない」と明言していた。
でも、あれ……ひょっとして、ヴィハーンと同じだったんじゃないか?
うわキツ。ヤバい。エグい。だとしたら、想像以上に重いぞコレ……。
アルジュナ(神)の趣味嗜好でないことはわかっているけど、『悪趣味』としか言いようがない……。

 
 
 
 

哪吒再び

 

 
 

 
 

リンボと神将達の話し合いで、主人公一行を処理するためにやってきたのは黒い哪吒!
アルジュナ(神)の中にあった神性の一部を埋め込まれているからこその“神将”。
問答無用とばかりに襲い掛かってくる哪吒だったが、マシュはまず最初に、彼女に対して「どうしてですか」と尋ねた。
インド異聞帯の在り方への自身の想いと怒りを語り、「あなたはどうなんですか」と疑問を投げかける。

 
 
 
 

 
 

 
 

ペペロンチーノはそんなマシュの姿に、(ちゃんと怒れるようになってる)と心の中で呟いていた。
マシュの成長と変化を喜びつつ、彼は不安も覚えていた。
無垢ではなくなり、どんどん色を重ねて変わっていくマシュの姿は進化でありつつも、異なる視点から見れば“退化”とも思えるかもしれない。

多くのプレイヤーは、マシュが人間らしくなることを喜んでいる。マシュも基本的には、己の変化を好ましく思っているのだろう。
だがその先、その末に、何が待っているのかは、現時点ではわからない。不穏な気配も嫌な予感も、見ようと思えばいくらでも目に入ってくる。
今はただ、『頑張った子が報われないわけがない』と信じ、あたたかい結末を祈るしかない。

 
 
 
 

彼女が残したもの

 

 
 

 
 

アルジュナ(神)から哪吒が与えられた神性は、北を守る護世神にして財宝神であるクベーラだった。
富と財力を象徴する神故に、宝貝も使いたい放題。
スーパーアイテム特盛、在庫一掃大サービスってレベルで、戦闘においての哪吒はスキル(宝貝)を乱発してくる。
種類が多すぎるし頻度もエグいので、把握する暇もない……。永続かつ解除付与のスキルが多いので、ともかく『ある程度耐える』地力が必要。

全体宝具はもちろん、通常攻撃もバーサーカーでのクリ殴りが普通に痛い。
個人的には速攻よりも持久戦の方が意外と向いている印象だった。
タゲ集中などを駆使して守りを固めつつ削っていき、後方に速攻アタッカーを控えておくベタな戦法が安定する。
もちろん手札によっては速攻が良い場合もあるだろう。

 
 
 
 

 
 

ターン制限のあった一戦目はまだしも、二戦目での哪吒の行動は明らかに異常だった。
どう見ても、彼女はわざと宝貝を連発していた。
神性の力を借りても追いつかないほどやりすぎている姿は、ほぼ自爆行為だった。

 
 
 
 

 
 

 
 

理由は色々あった。きっかけこそ付与された『クベーラ』への拒否感ではあったが、それも最初のうちは考えないようにしていたと彼女自身語っていた。
誤魔化せていた、耐えられていた哪吒を決定的に追い詰め、バグを埋め込んだのは、『カルデアの哪吒』だった……。

プレイ日記03 一人だけの神様」の出来事を思い出す。
カルデアの哪吒の姿を目にしただけで、どうしようもない激情に駆られていた黒い哪吒。
そして、黒い哪吒に敗れながらも主人公達への警告は残し、「もっとたくさん助けたかった」と謝りながら消えていったカルデアの哪吒……。


「ボクだ」という哪吒の台詞は、カルデアの哪吒が残していたものがまだあったことが明らかになる台詞だった。
一緒に居られたのは短い時間だったけど、哪吒はちゃんと主人公たちを助けてくれた。色々なものを残してくれたんだ……。

 
 
 
 

 
 

 
 

哪吒は微笑みながら消えて行った。彼女にとっては納得できる結末だったのだろう。
そして彼女は、今の自分ではなく、「あの哪吒」として再び会えたらと最後に願って逝った。
……『不出来な混ぜ物』という彼女自身の評価は、少し悲しい。しかし自分にとって何が必要なのかの判断は、それぞれ個人が決めるべきことだろう。

また、最後に哪吒は多くの情報も残してくれた。
謎の存在だった残り二騎の真名と、ざっくりとした担当方角。
アシュヴァッターマンはアルジュナ(神)の手足として、独自の遊撃行動を取っていることも教えてくれた。
色々とすまんな……。消えかけでハードな状況下での質問攻めには、正直罪悪感。

 
 
 
 

 
 

『「邪悪を赦さぬ世界」の影響が弱まった』と表示された。
以降、例の永続デバフの効果が少し和らぐ。
「Qカード性能ダウン」効果が消えたっぽい?

神将を一人倒すごとに永続デバフの効果がひとつずつ消えていくパターンってことか。
なんとなく先が見えてきたような気がする……!


 
 
次回>>「プレイ日記09 善良な人間はいなかったチーム


 
 
  
  

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Author:SION
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ネタバレ含めたゲーム感想、攻略記事を書きます。
楽しく前向き冷静にを心掛けていますが、たまにポエムを放ちます。

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