
11月のアップデートで収納量が増えるまで、収納はカッツカツ状態だった。
被っていた家具を売却したり被っていた服を売却したり、とりあえずすぐに必要ではなさそうな素材を売り払ったり……念のために確保していた高級魚や海の幸も、整理を兼ねて売り払ってしまっていた。
今思うと、“やっちまった”な~。
※ゲームのネタバレを含みます
サンクスギビングデー
11月第四木曜日

11月の第四木曜日に開催される【サンクスギビングデー】。
週半ばの平日という一般人にはやや参加しづらいタイミングでのイベント開催だが、アメリカ合衆国での感謝祭(祝日)がまさに11月第四木曜日と暦で決まっているらしいので、仕方ない。
細かいウンチクはなんでもいいが、一番の問題は「平日夜からの参加でも間に合うイベントなのか否か」という点!
なんとか夕方には滑り込んだが、限られた時間と体力でそこまで頑張る自信は私にはなかった。
前作には類似イベント【ハーベストフェスティバル】が存在したらしいが、当方未体験。ゆえにほぼ情報ゼロでの飛び込み参加となる。
フランクリンの料理アシスタント

早速広場に向かってみると……既に何やらセッティングされている!
見慣れない飾りの載ったテーブルが並び、周囲には多くの住民が集まっている。外にいる動物、ほぼ全員がこの一角に集まっているのかな?
ここまでの人口密度はあまり見かけない気がする。真夏の花火以来だろうか。
ザッと見たところ、住民たちはそれぞれ私服で参加しているようだ。
ドレスコードがある類の堅苦しいイベントではなさそう。
そのわりに、全員が示し合わせたようにカンカン帽を装備しているのが不気味でもあった。
カンシャ祭だからカンカン帽……?

そしてイベントのメインNPC、フランクリン登場!
本来の感謝祭では喰われる側の食材だが、あつ森の世界では調理する側・消費者側の立場を勝ち取った男。
住民たちが囲んでいたテーブルも見慣れない感じだったけど、フランクリンの調理台(?)も良いな。
調味料とか並んでてオシャレじゃん。


クラムチャウダー用のアサリが欲しいと言い出したフランクリン。
オッケーオッケー、その程度ならお安い御用!
アサリならそのへんの浜辺をちょっと探せばすぐに手に入る。
この程度でイベントが進むならヨユーだな。
アメを毎日購入する必要があった(なかった)先月のハロウィンに比べれば楽そうだ……と思っていたのだが……。


アサリが必要なクラムチャウダー、カボチャが必要なパンプキンパイまではスムーズに進んだ。
ハロウィンのカボチャ畑を放置しててよかった~。
ただし問題はこの先。グラタン作りにムール貝が必要だとフランクリンが言い出したのに、テンションが急降下。
ムール貝か……。アレって素潜りで手に入るヤツだよなぁ。
昔は一応収納に保存してたけど、収納量が圧迫してきた頃に整理して片っ端から売却してしまった覚えがある。
収納量限界突破してたんだもん! 仕方ないじゃん!
今から獲ってこいって話になるのだろうが、ムール貝は簡単に拾えるイメージでもない。
面倒くさいモンを頼みやがって……。
物々交換で必要素材集め

ここで屋内の住民確認。
広場に集まっていなかった動物たちは、それぞれの自宅で感謝祭用の調理中だった。
彼女たちは料理に「アジが足りない」だの「ワカメが欲しい」だの困っていて、主人公が所持していれば譲ってほしいと頼んでくる。
なるほど、彼女たちの依頼に応えていけば、必要な素材と交換してもらえるに違いない!
アジだのイカだのカレイだの、用意しやすい食材を必要としている住民を見繕って、やりやすい相手から物々交換を進めていくことにした。

一発ビンゴ!
アジを頼んできたナターシャの依頼に応えると、まさに欲しかったムール貝を貰うことができた。
一発で成功したので、てっきり『物々交換では、今欲しい食材が100%貰える』のかと思ったが……これ以降は何度か空振りを経験することもあった。動物たちもさすがにそこまで空気は読み切ってくれない。
ムール貝、二個目は特にいらないんだよな……。気持ちはありがたいけど……。

また、屋内住民の依頼をクリアするとオマケクエスト用のヒントっぽいものも貰えた。
今回はクラムチャウダーに関するわかりやすいヒントをゲット。
わかった……! 今日はラコスケには絶対に譲らない!!
こっちはこっちで、欲しい情報が貰えるとは限らず、同じヒントを何度か聞くこともあった。
貝柱の大きい貝の話、一回で十分なんだよな……。気持ちはありがたいけど……。
追加クエスト
ヒントを元に推理せよ


四種類の料理が完成したところで、オマケクエストタイム。
今度はフランクリンから食材指定はされず、ヒントだけで追加食材を推理して持ち込まねばならない。
な、なかなか面倒くさいな……!
ググりゃ一発成功なんだろうけど、ここに来て妥協するのも悔しい。自力で頑張ることにした。
オラオラ、ホタテを喰らえッ! ラコスケの分まで!!

隠し味について、肝心のフランクリンはイマイチ役に立たない。
ここは再び屋内住民のヒント頼りで、依頼される食材を採っては渡すを繰り返すおつかいタイム。
既知のヒントはまだしも、既にお題クリア済の隠し味ヒントが連発したのには参った。
貝柱の話は! もういい!!
四品完成


最後は物々交換中に貰っていたダンジネスクラブがフランクリンのツボにクリーンヒット。
そもそもダンジネスクラブが初見だった。
どうやら11月から素潜りで採れるようになった新しい“海の幸”だったらしい。最近素潜りしてなかったから知らなかった……。だって見た目が寒ィもん。
残っていたグラタンも無事にランクアップ出来て、四品全てのレシピを完成させることができた。
ハァ~、予想以上に時間がかかった! 大変だった! 平日にやる規模じゃねぇぞ!

難易度の高さをフランクリン側も理解していたのか、ご褒美のレシピは翌日からフツーに商店に並ぶらしい。まぁ今回はさすがにね。
ただし初回クリアの【ほうじょうのつの】などは商店販売されない&DIYできないっぽいので、やっぱり最低限は頑張る必要はある。


ヒントから必要食材を推理するのも楽しいし、動物たちとの物々交換もゲーム感覚で面白い。
料理をしたり御馳走に喜んでいる動物たちも見ていて微笑ましいし……と、かなり愉快なイベントだった。
ただし平日開催ってのがやっぱキチィよなぁ!
時間と精神にあまり余裕がないので、のんびり楽しんでいられない。
ミニゲームイベントとして面白かったからこそ、休日にもっとゆっくり遊びたかった気もする。
似たようなグルメイベント、土日開催してくれないかな。
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