FGO感想 TYPE-MOON

FGOイベント 輝け! グレイルライブ!! プレイ日記11(完) アナタヘノオト

  
  

投稿日:2021年5月19日


 
 

コラボイベ感想、最終回!  
 
ワルツコラボはかなり早い段階から告知もされていて、毎週新しい霊衣が発表される点でも期待を煽られまくって……開始前から、ハードルはかなり上がっていた。
だが終わってしまえば、上がったハードルを見事超えてゆく内容だった!
濃いめのコメディ、スポコン系ユニット物、王道アイドル成長ストーリー……からの、綺麗な〆方と爽やかな後味。FGOらしさに外注系劇場版が合わさった良い話だったな~。

少々都合が良すぎたり、優しすぎたりするパーツが無かったわけではないが、「でも劇場版だから」って思ったら納得させられてしまう。
「劇場版」って便利な言葉だぜ。
 
 
 

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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています

 
 
 
 

私たちのラストライブ

明日に輝く希望の歌

 

 
 

 
 

最後のグレイルライブが終わる。だがミス・クレーンは、もう悲しげな顔をしていなかった。
永遠を望むラスボス的な思想をアイドルの卒業に重ねて語るのって、俗っぽくてどこか間が抜けているようすらあるのだけど、今回の舞台では驚くほど綺麗にハマっている。
違和感もなく、スッキリ心地よく読者&ミス・クレーンを納得させる流れが、なんだかすごく巧いな~と感心させられた。

幸せな時間を望んでしまう感覚は我々にはどうしても感情移入しやすいのに、それよりも「先へ進もう」という気持ちに自然とさせていく。
変な説教臭さもなくて爽やかなこの空気は、アイドルがテーマだった今回のコラボ舞台ならではだよなぁ。
コラボらしいちょっとした“いつもと違う感じ”や“軽さ”もあるイベントシナリオだったけど、ミス・クレーンの物悲しい過去設定を扱う上では、その“軽さ”が程よいバランスを保たせていたような気もする。

 
 
 
 

 
 

最後の曲は『私の銀河』。
ミス・クレーンへのもうひとつの贈り物である新曲であり、えっちゃんが友へ向けたメッセージ。
良いCGだ……! そして素晴らしい演出!
今までの他キャラクターの各歌唱シーンでも、できればちょっとした一枚絵なんかが欲しいよな~と薄々思ってもいたけど、ココの演出のためだったのだと今になって理解する。ココをとことん盛り上げるために、あえて他で抑えてたんだろうな。ってことにしとこう。(※急に冷静)

イラスト自体はえっちゃんの最終再臨絵の差分といった感じだが、特別バージョンの表情の違いがまた素晴らしい。
えっちゃんがキラキラしている……。とても綺麗だ。そして心の底から楽しそうだとよくわかる。

そしてここでようやく、今回の物語のテーマのひとつが“友”だったことにも気付いた。
えっちゃんとX、ミス・クレーンとかつてのマスター。ストーリーが始まる前から存在し、途切れてしまっていたふたつの友情に加え、えっちゃんとミス・クレーンが新たに構築していった新しい友人関係……更に更に、最後にはえっちゃんと≪本質体≫ミス・クレーンも。
“友”というありふれたわかりやすいキーワードを何重にも構造重ねていく感じがなんともニクい。

 
 
 
 

「また明日ね」と

 

 
 

 
 

もはや本質体も端末体も関係ない。ミス・クレーンは我々の友人だ。大好きな人だ。
彼女は最後に、えっちゃんに新しい霊衣をプレゼントしてくれた。
この霊衣もまた素晴らしい……! もちろんシナリオ完結後に実装されるんですよね?
配布鯖は着替えができないのが悩みだったけど、霊衣実装という形で衣装替えを実現してくれるつもりなのだろう。なるほど巧い策を考えたな! 楽しみだぜ!!

 
 
 
 

 
 

未練と後悔の別ればかりを繰り返し、悲しんでいた彼女が、笑顔で別れの言葉を口にしてくれた。
「またいつか」の日が来ないと思っていても、願いをこめて繰り返す姿が美しすぎて尊すぎて……メッチャクチャ良かった……。

この終わり方と別れ方、スッゲ~~~~良い。久々にガッツリと刺さった。
一瞬だけ道が交わった“コラボイベント”という仕様にも合っているし、切なさと希望がいっぱい詰まっている様がFGOらしくもある。悲しいことも別れもたくさんあるけど、希望を胸に前を向いて去っていこうって空気がとても馴染む。
最後の〆方が美しいと、読後感が心地よくて満足する。
良いシナリオだった……! 本当に良かった!

 
 
 
 

おわり

 

 
 

これにてワルツコラボイベント感想、完結だ。
FGOのイベントでありつつ外部ライター&ワルツコラボという異分子が混ざることで、まさに『劇場版』チックな舞台とシナリオが新鮮かつ豪華でとても楽しかった。
ワルツはそんなに触っていない私のようなプレイヤーでも入りやすく、それこそワルツ未プレイユーザーでも理解しやすい親切設計でありつつ、音楽やクレーンの背景設定でワルツ成分もさり気なく補完されていたのも巧い。良い仕事してますね。

 
 
 
 

 
 

序盤から中盤まではトンチキ寄りコメディで、終盤にはシリアス成分を増してくる……というのはFGOの期間限定イベントのお約束ではあるものの、今回もいつも通りに楽しんでしまった。
ミス・クレーンの顔芸のようなわかりやすいブッ飛び要素もあったが、基本的にはコメディパートもシリアスパートも、そして熱血スポコン風アイドル物なパートも『定番』をしっかり辿りつつもオリジナリティも混ぜ込んで、良いバランスで丁寧に作られていたな~と感じた。

全体的には明るく楽しい物語で、たとえばメイヴちゃんあたりはわかりやすいくらい光の側面が強調されやすかったけど、それもすべては「コラボだから」「劇場版だから」ってことでなんとなく納得させられた。
笑っちゃうくらい優しい世界だけど、ゴールデンウィークに開催されるコラボイベントならばこれくらいキラキラしているほうが良いんだろうな。
悪者がいない……とはちょっと違うかもしれないが、ともかく最後には皆が笑顔で終われた物語だったので、読み終わった時に本当に晴れやかな気持ちになった。それでいてちょっとの切なさや寂しさも残していく今回の塩梅、個人的にかなり好み。

 
 
 
 

 
 

Xとの決別を経たえっちゃんの「その後」のエピソードとしても、希望があって明るくて、とても後味の良い物語だったのが心地いい。
新たな友達をどんどん得ていって、笑顔で友を想う歌をうたったえっちゃんが美しすぎて眩しすぎてミス・クレーンじゃなくても尊窒息(とうとちっそく)しちゃうよ……。
今回のえっちゃんは色々な意味でとても自由に見えたし、楽しそうで幸せそうで、観ていて本当に嬉しかった。
えっちゃん主役のセイバーウォーズ3はここにあったんだ……。復活の時を期待していた者の一人としては感無量。求めていた以上のものが観られた感。
でも……それはそれとして……またセイバーウォーズ4でもシンセイバーウォーズでもなんでもやってくれて&再登場してくれて良いぜ……!

 
 
 
 

 
 

そしてもう一人の主役、ミス・クレーン。
隙の多いお姉さん系……と見せかけてアヘ顔乱発限界オタクというかなりニッチな方向性から攻めてきた驚異の新キャラだったが、最終的にはスッゲー綺麗な印象で終わらせてくるのがいつものFGO。
奴らはこういう手で我々の石を毟っていくのよ。知ってる! 負けるもんか、これは夏の水着に向けた貯石なんだからね……!
でも今回は〆方・別れ方もすごく美しくて、まんまと毟られちゃったぜェ……。結果については言わぬが花。

 
 
 
 

 
 

彼女の設定や背景、二人のミス・クレーンそれぞれの物語についても、とても出来が良かったし美しかった。
以前も書いたが、敵側でもあった本質体のミス・クレーンの側へのフォローも丁寧で、最後には彼女も含めた“ミス・クレーン”と笑顔で語って別れられたのは本当に良かったな。

ただ、前回のアキバ・今回のワルツで色々と要素が被ってしまったのはマジで残念。何かしらの事情があったんだろうけど、どうにかしてもうちょいタイミングをズラしてほしかったよなぁ。
『アキハバラ(オタク文化、フィギュア)』と『アイドル』というだけでテーマすら若干近いので、なおさら重ねて考え易くなってしまった。

続くのがイヤだとかネタ被りが気に入らないってわけでは個人的にはないのだけど、どうしても(最近も似たのを見たな)と脳裏を過ってしまうのが余計なノイズになってしまったな、という印象。
もっと純粋に、完全に分けて楽しんで満喫したかった……。

 
 
 
 

 
 

メインのみならず、オマケっぽいそれぞれのグループ個別のサブシナリオも良かった!
ひとつひとつ読み物として面白いのはもちろん、ちょっとずつメインにも関わってきて最終回オーラスに繋がる構成が見事。

ライブバトル中心のメインシナリオではどうしても焦点が『AxXxS』になってしまうので、彼女達個別のエピソードが読めたのはファン的にも単純に超~嬉しかった。静謐のハサンやネロの設定面での補完になっていたのもイイ。
エリちゃんとネロのライバル関係とか、シェイクスピアに塩すぎるジャンヌの態度とか、他作品から続く関係性のネタをしっかり取り入れてくれたのも今回のプラスポイント。
霊衣限定台詞で他キャラへの言及もあったりするから見逃せない。メイヴと牛若丸……良いよね……。

 
 
 
 

 
 

どの霊衣も良いけど、どれか選べと言われたら……うーんうーん……静謐のハサンかな! レアさ&美しさで!
いつもと大きく印象が変わる牛若丸も良かったし、かわいさ激振りなタマキャも超~好き。細かく言い始めたらキリがない。霊衣実装に伴って追加された各イラストも、夢みたいに可愛すぎて泣けちゃうね……。
今回のアイドル霊衣シリーズ、露出が多くなりやすい夏水着バージョンとは大きく印象が異なって、どれもこれも新鮮だし魅力的だしで超サイコーだった。

そんな素敵霊衣が大量追加ってだけでも嬉しかったのに、メインシナリオも予想以上に面白かったのでともかく大満足なコラボイベントだった。
楽しかった、ありがとう! マハトマーッ!!


 
 
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Author:SION
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